
台湾ドラマ「流星花園~花より男子~」でF4メンバーを演じ、日本でもおなじみのVANNESS(ヴァネス)が、日本語オリジナルシングル「Only」を5月20日にリリース。同曲はEXILEなどに楽曲を提供するDaisuke“DAIS”Miyachiが手がけたさわやかなポップチューン。オリコンのデイリーチャートで9位となり、好調な滑り出しをみせた。VANNESSは「Only」のリリースを記念してイベントを開催。抽選で選ばれた300人のファンが集まった。
まずはファンの前で「Only」をライヴで歌ったVANNESS。「僕の日本語、大丈夫?」と語りかけながら歌う彼に、ファンは笑顔で声援を送っていた。「『Only』のレコーディングは、とにかく日本語で歌うことが難しかったですね。でも、スタッフのみなさんがしっかり、辛抱強く指導してくれました」とレコーディングをふり返り、「日本に来て、ファンのみなさんに歌を聞いてもらえることがうれしいです。みんなが喜んでくれると僕自身もうれしくなる。みんなにパワーをもらっているんだよ」と、ファンの前で歌った感想を語ったVANNESS。司会者から「日本語の発音が完璧!」と言われると「赤、黒、茶色…」と、目に留まったものの色を次々と言い出して会場の笑いを誘っていた。

「Only」のカップリング曲「Cinderella」と、通常盤に収録されている「Hello Super Star」はVANNESSが自らプロデュースした。「この2曲はビートのきいた感じに仕上げたかったんです。これまで僕が聞いてきた音楽の影響を受けているかな。いつか日本でコンサートを開いたときには、みんなにぜひ、踊ってほしいと思います!」 現在はテレビドラマの撮影を予定していたり、中国語のアルバムの制作が決まっているそうだが、日本向けの作品も制作していくという。「日本に来る機会も増えると思うよ」と、うれしいことばを残してイベントをしめくくった。
イベント後の会見で記者からの質問に応えたVANNESS。「機会があれば日本のアーティストとコラボレートしてみたいけど、いまは日本でデビューシングルをリリースしたばかり。僕がどんな人間なのか、どんな音楽をやっているのかをみんなに知ってもらうことに集中したいです」と現在の心境を語った。改めて、これまでの彼の曲とは異なるスタイルの「Only」という曲について聞かれ、「今回の『Only』は旅をしているような、冒険に出ているような曲でした。ファンの人からは『びっくりした』と言われたけど、『うれしかった』という声ももらいました。Jポップは日本のひとつの文化。この曲で新しい何かを持ち帰ることができたかなと思っています」とコメント。今後の日本での活動が楽しみだ。
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